家庭菜園の土作り・堆肥/その他知識コーヒー滓で堆肥


■ コーヒーかすで堆肥作り

家庭菜園の畑、プランター共に土はもっとも重要ですが、これが買うとなるとけっこうします。プランター栽培などは収穫量が少ないので手間ひまかけて野菜を育ててもプランター代、土代、種代にお金がかかり、スーパーで買った方が安いということが起こりえますし、植物が生長すると何処からともなくやってきて栽培人よりも先に植物を食べる害虫がかならずやってきます。

ネットで色々調べていたら、いい手があるんです。毎日飲んでいるコーヒーの後に残るコーヒー滓で堆肥を作る方法があったのです。これだと廃物利用なのでお金はかからないし、植物は元気に育つし、害虫にも効果があるらしいんです。家庭で堆肥を作る方法としては生ごみをEMぼかしで発酵させるものが一般的ですが、EMぼかしも買わなきゃいけませんし臭いも気になりますし、何より面倒です。これなら土を買ってきたほうが簡単で安かったというようなことになりかねません。

という訳で我が家の家庭菜園ではコーヒーかすで堆肥を作っています。簡単ですし堆肥の臭いも好きなコーヒーの臭いがしますしお金もかかりません。コーヒー滓はあまり栄養分がないので何も堆肥にしなくてもそのまま土の上にまいても作物生育障害が軽減又は消滅させる効果があるのでそのほうがもっと簡単です。




■ コーヒーかすで堆肥を作る方法

コーヒー豆は焙煎されていますからある程度炭化しています。炭化しているものはなかなか発酵しません。コーヒー滓も単独で発酵させようとすると30cm程度積み上げないと発酵はむずかしいらしいです。我が家では腐葉土と土に砂糖水を加え、コーヒー滓をまぜて発酵させますが、コーヒーかすだけでも30cm程度ははいる植木鉢を使います。米ぬかなどをまぜて発酵させてもかまいませんがあまり米ぬかが多すぎるとぬかずけの臭いがきつくなります。米ぬかは微生物が喜ぶ弱酸性ですし、チッソ分も含まれていますからあれば入れた方がベターです。

ただし、コーヒー滓には栄養分はあまりありませんから、他の肥料(油かす等)と混ぜて使う必要があります。コーヒー滓が他の肥料の臭いを吸収してくれます。またコーヒー滓の微細な穴が微生物の棲家になり微生物の繁殖を促し、土を活性化してくれます。

用意する物は植木鉢、鉢底の石、腐葉土、土、黒砂糖水(三温糖水)、植木鉢の皿、小さなショベル

腐葉土 植木鉢に鉢底の石を入れ、今回はたまたま有効微生物が枯れ葉を発酵させている証の白く色づいた天然の腐葉土が手に入ったのでこの腐葉土を植木鉢に入れます。量が少ないので畑の土も混ぜて量を増やしました。市販の腐葉土でもOK! 土は入れずに腐葉土だけでもOK
砂糖水 黒砂糖が望ましいがないので三温糖で作った砂糖水を腐葉土の上にかけよく混ぜる。有効微生物のエサになります。
コーヒーかす コーヒーをいれたあとに残るコーヒーかすを乾燥させるとか何もしないでただセットした植木鉢に入れて混ぜるだけ。
コーヒーかすの発酵が始まった植木鉢 毎日コーヒーかすを入れて混ぜるだけです。白く見えるのは発酵が始まった証拠です。
コーヒーかす堆肥セット 後は雨が入らないように植木鉢の皿を蓋代わりに上にかぶせるだけです。植木鉢がいっぱいになったら他の植木鉢に鉢底の石と出来上がったコーヒー滓堆肥を鉢の1/3程度入れてセットし、また毎日コーヒー滓をいれてまぜることをするだけです。いっぱいになった植木鉢は蓋をしたままコーヒーかす堆肥を1ヶ月程度以上熟成させる。

出来上がったコーヒーかす堆肥は土と混ぜ合わせるなら2割程度までが良いようです。またチッソ分はほとんどないようですから油かすなどの肥料も平行使用の必要があります。コーヒーかす自体に脱臭効果があるので他の肥料の臭いの軽減にも役立ちます。



■ コーヒーかす堆肥の防虫効果<

コーヒーにはカフェイン、タンニン酸が含まれているので防虫効果も期待できます。ヨトウムシ、根切り虫、センチュウ、コガネムシの幼虫など地中に入り込む虫、、なめくじに効果があるようです。

油虫、青虫などにも効果があるとありがたいのですが調べた範囲ではそのようなことは何処にも記述がありませんが、コーヒーの臭いの嫌いな油虫、青虫もいるのではないかとひそかに期待しています。