家庭菜園の土作り・堆肥/その他知識日当たり


■ 日当たり、日長も野菜の種類によっては、考慮が必要

多くの野菜が日当たりをこのみますが、中には日当たりが少々悪くても育つ野菜や日陰を好む野菜もありますから作付け場所などの考慮が必要です。

また、日照時間の長さ(日長)で成長の度合いを変えている野菜や開花時期が日照時間でおおむね決まっている野菜もありますから種まき、植え付け時期に特別配慮が必要な野菜もあります。




■ 日当たりを好む野菜

日当たりを好む野菜

ほとんどの野菜は日当たりがよく強い日差しをこのみます。春から夏にかけて栽培する夏野菜、または、夏から秋にかけて栽培する秋野菜です。日当たりを好む野菜には下記のようなものがあります。

ゴーヤ・トマト・キューリ・トウガラシ・ピーマン・ニンジン・ダイコン・カボチャ・キャベツ・シソ・トウモロコシ・セロリー・タマネギ・サツマイモ・カリフラワー・豆類


日当たりが少々悪くても育つ野菜

もちろん、光を利用して光合成をしないと植物は成長できませんから日当たりは大事ですが、それ以外の条件が生育に大きく影響する野菜があります。これらの野菜は日射のきつい時期の夏よりも、春とか秋の方が良く成長します。水分と温度を重要な要素として秋から冬にかけて栽培するショウガなどや、春に旬の春野菜はこれに属します。下記のようなものがあります。

シュンギク・ネギ・サトイモ・レタス・アスパラガス・パセリ・ショウガ・ホウレンソウ・サラダナ・イチゴ

日陰を好む野菜

日陰を好む野菜は家の陰や木立の陰などでよく育ちます。下記のようなものがあります。

セリ・フキ・ミョウガ・ミツバ



■ 長日植物と短日植物

太陽の日の出から日没までの長さを日長といい、昼と夜の長さほぼ同じ長さになるのが春分の日と秋分の日です。ちなみに春分の日は3月20日あたり、秋分の日は9月23日あたりです。昼が一番長い日が夏至で6月21日あたり、夜が一番長いのが12月22日あたり、1日の中で春分の日をさかえに日出から日没までの時間が日没から日の出までの時間より長くなり、秋分の日からは逆に短くなります。

この春分の日の日長をさかえに、長い日長の時に開花する植物を長日植物といいます。逆に秋分に日以降の日長の短い時に開花する植物を、短日植物と呼びます。その他に、日長の長短に影響されずに開花するものを中間性植物といいます。

日長は開花だけでなく、野菜の種類によっては成長にも影響するのがあります。例えば、タマネギの球の肥大の早さは日長に関係し、白タマネギ、偏平な黄タマネギは早生で、日長の短い時期に肥り、晩生の甲高タマネギは日が長くなる5〜6月頃に球が大きくなります。


シソの花は夜が好き

シソは、いつ種をまいても8月を過ぎないと花が咲きません。シソは、秋が近くなるころ、日光の当たる時間が短くなって夜が長くなると花が咲きます。夜の長さを測っています。だから、明かりの下にまいたシソは、夜でも明るいため花が咲かなかったりすることがあります。